Asayake Film

群馬の日々を写真で綴ります

旅行前夜

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明日から栃木の鬼怒川へ温泉旅行。仕事中も心ここにあらず。早く仕事が終わればいいのにと思いながら窓の外を眺めていたら仕事が終わってました。

一泊二日で、しかも隣県と近場だけれど、旅行前日というものはソワソワしてしまいます。服など早々に決めて、今からどのカメラを持って行くか旅先の景色に思いを馳せながらニヤニヤ悩もうと思います。

 

侍の傘

 

katana umbrella

愛用していた折り畳み傘が壊れてしまいました。先輩からプレゼントで頂いたものなんですが、何がすごいって傘の柄が刀の柄になってるんですよ。おまけに見てください、鍔までついてるんです。開いてみると折畳傘とは思えぬ広さ。大の男も濡れません。まぁでもこの意匠のお陰で折り畳み傘の長所であるコンパクトさには欠けるんですけどね。それでもこの傘には助けてもらったし、何よりプレゼントで頂いたものなので修理して今後も使いたいなぁと思ってます。
このサムライアンブレラを修理店に持って行った時、お店の人がどんな反応するのか気になります。

フィルムで撮る雪景色

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雪が積もった休日の朝。誰も踏み込んでいない田んぼ道、風も止み最高のコンディションです。

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雪景色のコンディションが万全なのはいい事ですが、あたり一面まっ白な環境です。こういう場合、白の明るさに引っ張られてカメラの露出計通りに撮ると、暗い写真を量産してしまうんですよね。以前雪を撮った時は暗い写真を量産してしまいました。雪は季節ものだけに失敗したらいつ撮れるか分からないので結構ショックです。その経験を踏まえて、雪の白さを写すには思い切ってプラス補正と心で念じながら撮りました。

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 雪化粧の赤城山。ここから見るこの時季の赤城が一番好きです。

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足跡一つない雪景色もいいですが、こうした雪に付けられた跡もいいですね。ここを通ったヒトやモノが、大雪の朝にどこへ向かったのか。轍や足跡からその人の営み・暮らしが垣間見える所が、日常写真の好きなところです。

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地面が雪で白いので普段よりも陰影がクッキリと浮かび上がっているように思えます。雪の白と、他の色とのコントラストも面白いですね。雪の白さのお陰で背景が整理される為スッキリと見やすい気がします。ウユニ塩湖で写真を撮る時も、塩の白さで周りの被写体が際立つという事を聞いたことがあるので、その下位互換みたいなものでしょうか。ウユニと群馬の雪を比べるのもなんですけど・・・
とにかく雪景色の撮影はとても楽しかったです。“見慣れた景色が新鮮”という言葉は随分と聞き慣れたフレーズですが、こういう事かと実感できた1日でした。この日以来、十分安全が確保・保障できて周りに迷惑がかからなければ、雪の日にはカメラを持って外に出るようにしています。  2013年2月の記録。

 

今朝の群馬もカーテンあければ雪景色。朝から外に出てきました。
もちろん今日もカメラを連れて。

夕暮れ写真 暮らしを知る時

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1月の中ごろ。風のない暖かい夕暮れにカメラだけ持って妻と散歩に出かけました。この日は上の写真の寒桜の木まで行ってみることにしました。寒桜は三分咲きだったのですが、散歩なら三分咲きだっていいものです。満開の頃を見計らってまた来ようって理由ができるわけですから。

  

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日の入りまではまだ時間がありそうだったので、少し足を延ばしてみることにしました。夕暮れ時のいい光が街に差し込みます。

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線路や街灯、アパートや街路樹が景色の中に浮かび上がってきます。夕暮れ時は、そこに住む人の暮らしがそのまま景色に滲み出ているような雰囲気があります。僕は、暮らしというものをより強く実感できるのは朝より夕方だと思うんです。日が沈み家に灯りがぽつぽつと点きはじめると何だかホッとできるのは、灯りを通して自分の生活基盤を目視できるからだと思うんです。外から暗い部屋に帰ってきた時、電気を点けてはじめて「ただいま」と感じるのもそういう理由からなのでしょうか。

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 見惚れているとすぐに夕暮れ時は過ぎてしまいます。街の形がシルエットになったところで散歩は終わりです。僕らも家へと帰ります。家によっては夕食のにおいが漂ってくる時間です。晩飯の献立を聞いても秘密と言って教えてくれない時は、僕の好物である確率が高いと最近わかってきました。
夕焼け小焼け からすと一緒にかえりましょ。

寒いけれど冷たくはない 雪の日の写真

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朝から雪の予報が出ています。大人になってからは雪を楽しみにする感覚より、交通網の乱れや仕事への影響を考えてしまっていました。3年前、日本を爆弾低気圧が覆って多くの地域で大雪となりました。群馬県北部は例年積雪の多い地域なのですが、僕が暮らす南部ではあまり積もった記憶がなく、ニュースで大雪が報じられると落ち着きませんでした。

f:id:NR03:20170206225742j:plain夜になると辺り一面、雪景色。運よくというか幸いというか、休日と重なっていたので仕事の心配はどこかに飛んでいき、カメラを持って僕も外に飛んでいきました。

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雪を踏む自分の足音しか聞こえない。「雪の夜は音がない」と小説や映画などで表現されることがありますがその言い回しを実感することができました。おまけに真っ白な世界で夜なのに明るい。カメラの設定も夜景を撮るつもりだとマッシロケ。思い通りにいかないけれど、それが楽しくてシャッターを切り続けました。

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寒いけれど冷たくはない。そんな雪の夜でした。

フィルム写真の楽しみ

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群馬は今日も風の一日でした。洗濯物を干したまま出掛けるのがちょっと心配になる今日この頃です。

 

nr-photo.hatenablog.jp

 先日のお年玉で購入したPORTRAですが、一本撮り終わり撮影済みのフィルムと一緒に現像に出しました。

現像は郵送サービスへ

撮影が済んだフィルムは郵送サービス対応の写真店に送って現像をお願いしてます。1週間後には自宅のポストにフィルムが帰ってくる予定なんですが、現像を待っているこの時間が好きだったりします。撮ったその日のうちに現像して、さらにデータ化できたらそれはそれで嬉しいんですけどね。

focus

フィルムを待つ時間

それでも僕はこの待ち時間が好きです。あの日あの場所でシャッターを切った光景に思いを馳せながら、帰ってくるフィルムの写りを想像して浮足だっているわけです。僕の場合、フィルムで撮るという事は「どう撮れているか分からない」という不確定な要素も含まれます。フィルムで撮るようになって6年が経ちますが、未だに露出を読み切れず失敗してます。その一方でフィルムと写真店の方の現像技術が相まって予想外の凄い一枚が生まれる事もあります。現像から戻ってくるまで、どんな風に撮れているか分からない。その不確定な部分も僕にとって楽しみの一つです。

 

Zenza Bronica S2

…なんて余裕をかましつつ、本当はどうか写っててくれ!と祈りながらフィルムの帰りを待ってます。写ってますように、と気持ちをフィルムに託してシャッターを切ると、撮れた写真とそこに写っている日常に愛着が湧くんです。好きなものが増えるのはいいですよね。だからフィルムが楽しいのかもしれません。