朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

トルトラナイ

「なにも旅先で撮らなくても」

 

f:id:NR03:20170529203335j:image窓の外の葉によって緑色に照らされていた。いい光だ。だけど決して落ち着く場所じゃない。

 

 

f:id:NR03:20170529203743j:image葉のピクセル。画素数とdpi。調べては忘れ、聞かれては調べを繰り返す。

 

f:id:NR03:20170529203838j:image射し込む木洩れ日。木洩れ日ばっかり撮ってる。日差しと緑がきれいなんだからしょうがない。

 

f:id:NR03:20170529204023j:imageそして夏へ。木洩れ日を追っていたらこの場所へ。グイーンと勢いづいたカーブが夏を感じさせた。もう初夏なんだ。

 

旅先であっても写真は自由だ。

おかげ横丁

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おはらい町に隣接したエリア。飲食店からお土産屋など様々な店が軒を連ねる。こうした賑わいの中にいると財布のひもが緩みます。

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木漏れ日を追いかけてきたら、そこには焼きチーズタルトの看板が。食べない選択肢はありません。今回もすぐに食べてしまったので写真はない。

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ペットを連れた人もよく見かけた。犬もお蔭参りするより家族と一緒の方が楽しいだろうな。

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朝から腹具合をセーブしてきたつもりなのに、気が付くと結構ハラいっぱいになっていた。

おはらい町の景色

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おはらい町の朝は心地良い静けさがあった。
開店前のため、パラパラと内宮への参拝客が店先を歩くくらいだけれど、なんとなく昼の賑わいを想像できる佇まいだ。

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新しそうな店舗がいくつかあったけど、街の雰囲気を壊すことなく上手く溶け込んでいた。景観条例?みたいなのがあるのかなと思い調べてみたらやっぱりそうだった。

伊勢市のように景観地区を設けて、動いていくのは良いことだと思う。何もせずきれいな景色がなくなるよりは、賛否両論巻き起こしてとりあえず何かの取っ掛かりを作るのは大切なのかもしれない。絶対簡単なことではないと思うけど。


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内宮から戻ってくると、店の開店時間とうまい事タイミングが合っていたようで、通りが観光客で賑わっていた。店先から聞こえる呼び込みの声もいい雰囲気。

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この辺から買い食い・食べ歩きを開始したんだけど、朝飯を軽めにしておいて正解だった。

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路地裏もいい感じ。ここも木漏れ日がきれいで、店より影を追ってしまう。

 

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いい店も沢山あるし、きれいな景色もあふれていて散歩好きにはたまらない。丸一日ここで楽しめそうだ。遠いけれど、それでもまた来ようと思わせる魅力がつまった素敵な場所だった。

伊勢市観光協会/おはらい町・おかげ横丁

朝の赤福本店

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目の前には新緑と五十鈴川。手元には赤福餅。贅沢な朝だ。
食い気が先行し、新緑と五十鈴川を撮り忘れる失態。

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食い気にフォーカス。

f:id:NR03:20170526110749j:plain店内と店先の雰囲気ももっと撮っておけば良かった。食い物が目の前にあると、もうそれに意識を全て持っていかれてしまうのでしょう。
僕の食い気は置いておいて、きれいな景色と甘味で最高の朝を過ごせた。

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朝のおはらい町

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内宮へ向かう前におはらい町を散策した。通りの中心へと進んでいくと、前からスーツ姿の一団がやってきた。休日の朝にスーツの団体さんなんてなんだろうと思い、彼らが入っていく敷地を見ると神宮道場という看板がかかっていた。調べてみると神宮が管理している神職の研修・養成施設を行う場所とのこと。つまりスーツの皆さんはここで行われる研修にやってきた神職の方々というわけだ。

f:id:NR03:20170519010421j:plainそういえば大学の選択科目で神道に関する講義を受けた事を思い出した。担当教授いわく、日本人の生活様式神道は切り離して考えることはできないらしい。宗教というより文化と言えるというようなニュアンスの事を言っていた。意外ときちんと講義を聞いていたみたいだ。結構おぼえているもんだ。
古い町並みの持つ懐かしさのせいなのか、いろいろ思い出が流れてくるが立ち止まってはいられない。なぜならこの先で赤福本店が待っているから。思い出より目先の食い気。

伊勢の旅 伊勢神宮 内宮編

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伊勢の旅、2日目。空は日本晴れで絶好の参拝日和。ちゃんと二見興玉神社、外宮、そして内宮の順に参拝したご利益が既にきいているのかもしれない。旅先が晴れってだけで気分がいい。

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朝の8時間頃には内宮に到着。参拝客の姿はまだ少なく、静かな域内をゆっくりと参拝することができた。

 

 

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前を行くおばさまを左隅のひなたの所で撮れれば最高だったけど、木々と川とおばさまの対比を堪能できたのでOK。

 

 

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外宮に続き、こちらも緑と光がきれいだった。域内で何人か神職らしき装束の方とすれ違った。緑の中に着物の白がよく映えて思わずあとを追ってしまう。

 

 

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記念撮影は上手く撮れたかなーっと楽しみにしていたら、よく撮れていたけれどそれ以上に川の透明度に驚かさた。もう少し暑い時季の参拝であってもこうした流れが涼しさを添えてくれそうだ。夏の人影 青もみじ 川のせせらぎ 凄く風流でええじゃない。

 

 

 

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何度も書くけれど、木漏れ日がとてもきれいだった。社殿や参道にちょうどいい具合に木漏れ日が当たるよう計算して剪定しているのだろうか。そうだとしたら素晴らしい仕事ぶり。絶妙な光だった。

 

 

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しばらくすると参拝客が続々と域内へやってきた。賑やかなのも悪くないけど、参拝するには朝の雰囲気がよく似合う気がする。やっぱり早起きしてよかった。次に来た時も朝の光の中を歩こうと心に決め、神宮をあとにした。

 

伊勢の旅 伊勢神宮 外宮編

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伊勢神宮が外宮と内宮、そしていくつかの別宮・分社から成るものだと知ったのは、今回の伊勢旅行が決まってからのこと。なんとも恥ずかしい話だ。そして、正面に構える大きな鳥居を撮り忘れるとは恥の上塗り…くやしすぎる。…きっとここには撮ることを忘れさせる何かがある。そう思いたい。

でもやっぱりくやしい。

 

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ここでは境内のことを域内と呼ぶらしい。とにかくその域内が広く、僕の持つ神社のイメージとだいぶ違う。言葉が雑だけど、森のイメージに近い。静けさと大きさを感じさせる場所だ。

 

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域内の木漏れ日に目を惹かれる。

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参道、池、さらには樹木にいたるまでいい光に照らされていた。苔むす、息吹、生命力、そんな言葉が頭に浮かんだ。

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そして日の光を受けた緑が優しい。ふだん身の回りで見る光や緑と同じはずなのに、神宮内であると思うと一気に神聖さが増す。

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古殿地
前回の式年遷宮まで拝殿があった場所。次の遷宮の際には現在の拝殿が古殿地になるということなのか。遷宮は1300年続く祭事だと知り、この場所に流れた時間に見惚れていた。しばらく景色を眺めていたら「ここは撮らないの?」と妻に言われ我に返りシャッターを切る。写欲ごと浄化されそうになった瞬間。撮ることを忘れさせる何かはやっぱりある。

 

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別宮 土宮
他の別宮はすべて南を向いているが、この土宮だけ東向きとのこと。ここだけ東向きという所が何だか好き。他の別宮では人が多くて迷惑になりそうだったので写真は遠慮。

域内の本宮は神聖な場所であり、心静かにお参りするためだけの場所であるとする理由から撮影禁止になっている。これはごもっともだ。僕も心静かにお参りしてきた。

 

 

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帰りがけに空を見ると飛行機雲が浮かんでいた。明日は雨かと少し不安になったが、明日の行き先を思うと雨が降るとは到底思えなかった。