Asayake Film

群馬の日々を写真で綴ります

夕暮れ写真 暮らしを知る時

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1月の中ごろ。風のない暖かい夕暮れにカメラだけ持って妻と散歩に出かけました。この日は上の写真の寒桜の木まで行ってみることにしました。寒桜は三分咲きだったのですが、散歩なら三分咲きだっていいものです。満開の頃を見計らってまた来ようって理由ができるわけですから。

  

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日の入りまではまだ時間がありそうだったので、少し足を延ばしてみることにしました。夕暮れ時のいい光が街に差し込みます。

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線路や街灯、アパートや街路樹が景色の中に浮かび上がってきます。夕暮れ時は、そこに住む人の暮らしがそのまま景色に滲み出ているような雰囲気があります。僕は、暮らしというものをより強く実感できるのは朝より夕方だと思うんです。日が沈み家に灯りがぽつぽつと点きはじめると何だかホッとできるのは、灯りを通して自分の生活基盤を目視できるからだと思うんです。外から暗い部屋に帰ってきた時、電気を点けてはじめて「ただいま」と感じるのもそういう理由からなのでしょうか。

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 見惚れているとすぐに夕暮れ時は過ぎてしまいます。街の形がシルエットになったところで散歩は終わりです。僕らも家へと帰ります。家によっては夕食のにおいが漂ってくる時間です。晩飯の献立を聞いても秘密と言って教えてくれない時は、僕の好物である確率が高いと最近わかってきました。
夕焼け小焼け からすと一緒にかえりましょ。