路地のその先で見つけた景色。この辺りは観光客の姿はほとんどなく、ホテルや飲食店の従業員や配達の車が行き交うくらいだった。あえてそういうエリアに来たので寂しくなんてない。
光の当たり方、影の落ち方に惹かれてシャッターを切る。
生活の気配がわずかに残っているようだった。人が居ると安心するのに、人が居たと過去形になると少し恐怖心につながる。家に帰ってきて知らない人が居るってパターンは過去形じゃなくてもめっちゃ恐怖。
ビビりなので進入禁止的な場所には一切足を踏み入れていません。おっかないですから。
遠く変わることない山脈と変わっていく温泉街。
ブロニカでも撮ったので以下はその写真。レンズはZenzanon 100mm F2.8
静かな路地にブロニカのシャッター音が響きわたる。
彼女は降り返って何を見ているのか。たまには昔を懐かしんでもいいと思う、立ち止まりさえしなければ。OKバブリー?そんな伊香保ノスタルジア。
次回はパッと明るめな伊香保をお送りします。
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