人を撮ったらその人へ。
撮った写真を全部プリントってわけにはなかなかいかないけれど、いい笑顔だったりその人の雰囲気ごと写せたような時はプリントしてプレゼント。
プレゼントは郵送ではなく、手渡しがいい。一枚をみんなで覗き込んで見てくれたり、数枚の写真の繋がりに驚いてくれたり。その手に持った写真を中心に笑い声が聞こえたら最高だと思う。
写真を見てくれる人の反応を直に見ることができて嬉しいんけれど、ひとつだけ照れるというか気恥ずかしい事がある。どんな事かというと、人が写っている写真は僕がその人を見ている眼差しでもあるわけだから、写真をプレゼントするという事は、どんな風に僕が視線を送っているのか本人に見られてしまうことになるのだ。人を撮るという事は照れくさもあり大切なものなのだと実感する。
今日の写真は、友人の結婚式の余興製作のひとコマ。みんなで相当数のプリントを持ち寄った。プリントの数が、式を挙げる友人の人柄をよく表している。友人に向けられた眼差しは温かいものばかりだ。