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Asayake Film

群馬の日々を写真で綴ります

伊勢の旅 二見興玉神社編

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4月下旬、お伊勢参りに行ってきた。お伊勢参り(お蔭詣り)が大ブームとなった江戸時代、旅ができない人の代参として犬や馬もお参りをしたいうから人々の伊勢神宮へ懸ける熱がすごい。群馬からも代参として犬がお詣りに向かったという記録が残っているから驚きだ。


三重へは車で向かった。
この経路を見るだけでも感慨深い。深いというより、とにかく長かったが道幅が広く見通しが良かったので走りやすくて安心した。長野~岐阜間を走っているときには、道の両側に桜並木があってちょうど満開をみることができた。この辺りは桜の名所が多いのか、遠目に桜色の塊がぽつぽつ景色の中に浮んでいたのが印象的。4月下旬に満開。もうこの時点で遠くにきたなぁという気分になっていた。こまめに休憩を入れ7時間ほどで三重までやってきた。

鳥羽の夫婦岩
最初の目的地は二見興玉神社の境内にある夫婦岩。神話で道案内を務めた猿田彦大神を祭神の一柱とすることから「きっかけ・始まり」の加護を受けられるとされている。
この神社自体というかこの一帯が伊勢神宮の鳥居や門としての役割も果たすそうだ。こういう神話とか逸話が好きなので事前学習がはかどる。日光東照宮江戸城の位置関係とか、邪馬台国の場所とかその辺りの話も詳しかないけど大好きだ。決して陰謀論者とかの類ではないです。



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海面から岩が二つ突き出て、その間を注連縄がわたる景色は日本人ならどこかで目にしているはず。僕の頭の中にもしっかりとあのイメージが浮かんでいる。海なし県人なもので、海が見えるだけでも昂ぶってくる。

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こういう立て看板などに書かれている由縁なんかを読むのも好き。引っかかったものはググって補完。

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境内入口付近は人がまばらだったけれど、夫婦岩の所までくるとだいぶ賑わっていた。カメラを持った人も多い。

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遠巻きに夫婦岩。頭の中に浮かんだイメージとそれに一致する景色が目の前にある事には感動した。きっとこの場所から注連縄の間に浮かぶ太陽を望遠で狙ったものが、国民共通認識の夫婦岩写真に近いのだろう。

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水面と風、海の色。結構気に入っている写り。海風が強くて波しぶきが飛んできて、なんとなく顔が潮っぽくなった。

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荒波に漂う一羽の水鳥がいた。群馬では見ない鳥だったから水辺というより海辺の鳥なのかな。獲物を狙い海へと随分長いあいだ潜っていた。写真には写っていないけれど、この写真を見て思い出した。写真は外部記憶装置であると実感。

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昔は浜参宮といって、この二見浦で身を清めてから伊勢神宮へと向かったそうだ。僕たちも先人たちに倣い神宮の前にこの場所からお詣りをはじめたのでした。

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あの海鳥だろうか。海風が気持ちよく、なんとなくこっちも心穏やかだ。二見浦をあとにして伊勢神宮 内宮へと車を走らせた。