朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

時知らず

f:id:NR03:20211103224841j:plain

夕食時にどこからか花火の音が聞こえた。息子はいてもたってもいられなくなってご飯をカッ込み大慌てで音の方へと進んでいく。小走りで家から30秒ほどの場所からでも花火が見えた。思ったより遠くない。けれど上がる数が少なかったようで、5分ほど眺めていたら終わってしまった。

 

f:id:NR03:20211103235008j:plain

花火をどうしてもやりたい息子は翌日手持ち花火を買って憂さを晴らす。

f:id:NR03:20211103234257j:plain

蚊がいないし、気候もいい。ストレスなく花火をするには春秋がいいんだろうな。たぶん前にも同じような事を書いた気がする。前回は春の花火だったかな。

秋の花火は今回が初めて。なんとなく空気が澄んでいて花火がきれいに見える気がする。

 


f:id:NR03:20211108113116j:image

一発目からクライマックスっぽいものを選ぶところが、なんかいいな。

f:id:NR03:20211103234321j:plain

気に入ったら 後のお楽しみに取っておくことはせずにまずやる。潔くていいね。食事のときに野菜をお残ししちゃうのはこういう理由よね。まぁちょっとずつ食べられるようになればいいよね。

 

f:id:NR03:20211103234853j:plain

夜になれば外は真冬と変わらない日もある。親戚のお兄ちゃんからもらったお下がりのダウンもやっぱり青で、もちろん花火も青がお気に召した様子。

 

f:id:NR03:20211108112815j:image
これはお気に入りの一枚。花火仲に手の甲がかゆくなってしまったらしい。楽しさとかゆさの間で、どっちを優先していいか分からずご覧の表情です。こういうところがまだかわいいんだよなぁ。

f:id:NR03:20211103235755j:plain

果物とか草花で旬の時期から外れて実ったり咲くものを時知らずと呼ぶ。北海道で水揚げされる鮭もときしらずって呼ばれるものがありますよね。季節外れという言葉も珍しさや、趣きがあるけれど、個人的には時知らずって言葉の方がその上をいく粋な感じがあると思う。


f:id:NR03:20211127120152j:image

時知らず、周りの流行りを気にせず自分の思うまま在る。そんなイメージが漂う言葉だと思う。子どもの主張もいつだって、時知らずですよね。そりゃTPOで出来ないこともあるけれど、なるべくそのままやりたいことをやってもらいたいし、やらせたい。子どもたの姿を見ていて時々感じるのですが、大人は時を知りすぎている気がする。大人も休みの日くらいは時知らずでいきたい。