朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

風とうたた寝

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風が気持ちよくて窓を開けることが多くなってきた。昨日も風が気持ちいいと書いたなぁと思ったけど、ホントに風、気持ちいいからしょうがない。もう少ししたら風が冷たくてしょうがない季節がやってくるから、せめて金木犀が香りはじめるまでは風が気持ちいいことを書いてもバチは当たらないはずだ。

 

嗅覚異常が治らないと金木犀の香りが分からないまま、風が気持ちいいって日記に書き続けることになるので、早く嗅覚よ治れ!


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昼過ぎ、子どもたちが昼寝をしてくれたのでぽっかりと時間ができた。妻と息子は、鬼の居ぬ間に折り紙をするとのこと。確かにあの小鬼がいたんじゃぁ折り紙も一瞬で紙くずに変わる。

僕は折り紙を横目にソファに寝そべった。僕も鬼の居ぬ間に、何かやろうかと考えたけど、ちょっと疲れてるし、このまま何もしないでだらっとしていることにした。

 


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思えばスマホを手にしたことで「何もしない時間」はどこかに消えた。「待ち合わせ」も「雨宿り」も暇つぶしになってしまったかもしれない。たぶんよく取り沙汰される話題だろうな。自分も似たようなものを見聞きしたことがある。

どっちでもいいんでしょうね、それが自分だけの時間だったら。僕はスマホもカメラも置いたまま、ボーッとした。ボーっとしてこそ自宅療養というものだ。窓から柿の木を眺める。今年は実付きがあまりよくないみたいだ。柿の葉の色がだいぶ濃くなり春先のような柔らかい印象はない。



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庭の雑草も秋らしい顔ぶれに変わったけれど、相変わらず色んな種類の草が生えている。取って煮出せば十六茶が淹れられそうなラインナップだ。ボーっとするとは言うもの、頭の中ではどーでもいいことを考え続けている。たぶんリラックスにはなっているんだろうけど。 

すると突然、横になっている僕の上に体重18キロの5歳児くらいの重さのものが降ってきた。見ずとも分かる。息子によるボディプレス。

折り紙はおわったの?と聞くと、いっぱい折ったし、ミーゴン(妹の変なあだ名)が起きた、と息子が言った。寝室から寝ぼけた娘の泣き声が聞こえた。時計を見ると1時間半ほど経っていた。どうやら僕は昼寝をしていたらしい。