朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

色さがし

今から5年以上前に、Z会のあるCMが放映されていた。2、3歳の男の子と父親が散歩しながら街中にあるモノの色を探していくというストーリーだった。

赤いモノを見つける度に男の子がアカーと嬉しそうにしゃべる姿が目に焼き付いた。将来こどもを授かったら、このCMと同じように色探しをしよう。その時の写真も残しておいたら楽しそうだな。そんなことを胸に秘めて数年経った。

 

息子が生まれた。息子はご存知かどうか分からないけれど、青が好き。青を敬愛というか偏愛している。

 しゃべり始めの頃も最初に口から出た色の名前は青だった。CMのように色探しにチャレンジし「あおー」なんて二人で笑いながら散歩をするのを想像したが、あまりこの遊びは息子には響かなかった。
「青だね!」と言っても「う、うん」みたいな感じだった。

 

娘が生まれた。娘は今まさに色の名前を覚えはじめたところだ。知ってる色が目に入ると嬉しそうにアオー、アカーとしゃべっている。この前動物園に行ったときに待望の色探しをした。てんとうむしには「あかー」と元気よくしゃべりかけていた。

 

「あおー」曇りの日だと「あお、いなぁい」と眉間にシワを寄せて唇をとんがらせる。かわいい

「きーろ!」
黄色は大好きなマンミ(娘語でドラミちゃん)の色だから、発見するとテンションあがるみたいだ。ちなみにドラえもんの事はマンモと呼んでいる。マンモとマンミにきちんと規則性があって関心した。

「はっぱー」娘は緑と葉っぱを別のものとして理解できてるみたいなんだけど、街中にある緑色である程度目につく場所にあるものが、たいてい葉っぱなので・・・これは出題が悪かったなと反省。でも「はっぱー」の言い方がかわいくてつい葉っぱを探してしまう僕がいる。

「にぃーにー!」お兄ちゃんが大好きだもんなぁ。結局なにしててもかわいい。