仕事で、人間関係で、その他もろもろ嫌なことがあったとき逃げ道を作っておいた方がいいとよく聞く。これはもちろん立ち向かわなければならない時もあるだろけど、それとは別で理不尽にこちらに被害がある時は逃げることでしか自分を守れないかもしれない。
逃げると言うより避難と言った方がいいかも知れない。身も心も避難する。避難できればいいけれど、嫌な理不尽なことは突然こちらに降り掛かってくる。そんな時のために、嫌な事が起こっても自分の心を穏やかにする為に、僕は週一で風呂の排水溝のその先をピッカピカに掃除している。片付が苦手な僕だけれど、これだけはやり続けると心に誓った。やっておけば、不利益をもたらす人やモノから自分を守れる。心で負けることはない。
なにか嫌なことを言われたとしても
「そんな事言うけどさ、あなたの家の風呂の排水溝のその先は今きれいなの？うちはきれいだけど？」
と心の中で唱える。これを避難と言えるかは別にとして、理不尽な批難への対抗術としてはまずまず効果があった。効果というより、自分にただ言い聞かせているだけかも知れない。
万が一、超絶キレイ好きで排水溝のその先を入念に掃除するタイプの心の汚い人に詰められた場合は対抗できないかもしれない。
まぁ、なんていうかそんな小細工しなくてもいいように、日頃から人間関係、まぁるく行くように生きてます。
