朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

趣味の世界

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庭によく生えてくるこの草。メヒシバというらしい。道端から庭先までずいぶん幅を利かせている。抜いても抜いても生えてくるタフネス。

雑草魂とはこれのことだよなぁ。管理する側としたらそんな頑張らなくていいのに、と都合のいいことを願ってしまう。

普段は厄介ものの草だけれど、夕日を背負ったこの姿には正直見惚れてシャッターを切ってしまった。この辺りも写真を撮って楽しいと感じる所だ。この前、職場の自動ドアのフレームが夕日を反射して、光が廊下へまっすぐ伸びていた。その様子を眺めていたら、何かあるんですか?と同僚に聞かれた。訳を話すと「私は金属のフチとしか見ていなかったけど、もう一歩先があったなんて面白いですね」と言われた。この方の性格的に本当に面白いと感じてくれたんだろうなぁ。ちょっと嬉しかった。

見方、捉え方によって庭の雑草にだって自動ドアにだって見惚れてしまう。この二つに見惚れることができれば、大抵のものは被写体になる。写真はこの世界と相性がいい。