実家で見つけたIZM220にフィルムを装填して撮り始めました。装填したのはPORTRA400。両親が僕ら兄弟を撮っていたカメラで、今度は息子と娘を撮る。もうこの事実だけでなんだか心にぐっとくる。
ファーストショットは、両親と息子の後ろ姿。IZMもまさかこんな日が来るとは思っていなかっただろうな。
息子が来ているとこの服。30年前に僕が来ていたものらしい。よく取っておいたね、と母に言うと「奥にしまって整理しないまま忘れてたのがよかったのかもね」と言っていた。ねぇお母さん、いつの日か生まれてくるかもしれない孫に着せようと思って取っておいてくれたんでしょ。途方もないけど、なんてあったかい心だよ。かなわないなぁ。なんだか心に染みるものがある。
撮りたいと思った瞬間(光景)をそのままタイムラグなく写せている気がする。ふだんブロニカを使っているから余計そう感じるのかも知れない。予測不能なお子様がいるご家庭はオートフォーカスのフィルムカメラがあるとより楽しいと思う。AF機があるからブロニカやFM2みたいな撮り方がさらに楽しくなる。
IZM220 とても気に入りました。
なんてったってイズムがあるし、愛もある。