朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

いつかの今月の花

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10月に買った花がずいぶん長持ちしてくれて一月経った今も部屋の中に彩りを添えてくれている。品種によるものなのか、世話をする人によるのか。せっかくだから元気なうちは新しい花を買い足さずそのまま楽しむことにした。

写真は昨年11月の今月の花。毎月の花を買う日が、この月は結婚式当日だったので、控え室にそっと置いておいた。

冬ごもり

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冬になると子供の頃に母が読み聞かせてくれた「たのしいふゆごもり」という絵本のことを思い出す。熊の親子が冬ごもりの準備をするストーリーで、読んでもらうと温かい気持ちになれたのを今でも覚えている。四季の中で冬が一番好きなのはこの絵本の存在が大きい気がする。

 

 

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実家に帰った時にこの話を母にしたところ、母もその絵本の事を覚えていて よく読み聞かせたよと懐かしんでいた。母はいつの日か我が子が親になる日が来たら、孫に読んであげて欲しいと絵本を残しておいたのだった。ついこの間、この事実を知って驚いた。見せてもらうと100冊以上の絵本があり更に驚く。敵わないなぁ。親はどこまで大きく温かい。

息子も冬が好きになるのだろうか。

健全な魂

 

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妻のじいちゃんの家に息子を連れて行った。じいちゃんは90歳の今も一人暮らしをしている。食事や様子を見に家族とヘルパーさんが訪れてはいるものの、身の回りのことは自分でやっている。本当に穏やかな人で僕の事も本当の孫のように優しく迎えてくれるので、じいちゃんに会うのがいつも楽しみだ。

野菜嫌いで肉が大好物。日々の晩酌がいまも楽しみらしい。「好きに生きる」というのが、身体的にも精神的にも健康の秘訣なのかもしれない。字面の健康を気にしすぎるのよくないよなぁ。

趣味冥利

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友人に頼まれ七五三の撮影をしてきた。
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カメラを向けるとおませなポーズを取ったり、わざと変な顔をしてみたり。ころころと表情と心情が変化する。目を離すと別の家族連れの記念撮影に紛れ込んでいたのは面白かった。お父ちゃん大変だろうな(笑)

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じっとしててねー、なんて言ったそばから

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ヒョコっと横に移動。
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友人家族にとって、いい写真になっただろうか。
人生の節目に「撮ってほしい」と友人から声を掛けてもらうことがある。僕≒写真みたいに思ってくれているのは嬉しいし、自分の好きなことで役に立てるのいいことだ。

今月の花

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先月から今月の花を再開させた。
息子が生まれ3ヶ月が経ち、ようやく三人での暮らしに少し慣れてき。あくまで少し慣れてきただけで、目まぐるしさにさほど変化はないかもしれない。けれど、僕も妻も心に余裕がチラッと見えてきた。
久しぶりに花屋に寄って切り花を一本持ち帰る。花を乗せて運転する感覚はやっぱりいいものだ。

「うちはパパが毎月 お花を買ってきてくれるんだよ。嬉しいねぇ」

妻は、喃語を喋りはじめたばかりの息子にそう言った。

秋の音

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今年も実家の柿が豊作だ。秋になると他所からも柿をもらうけど、実家の柿がいちばん甘い。剪定や肥料もくれずほったらかしにしているのに毎年甘い実をつけてくれる。一般的に柿の木というのは手を掛けなくても甘くなるのか、それとも実家の柿の素の力によるものなんだろうか。どちらにせよ、甘く実ってくれて家族が美味しく頂けたら満足なんです。
柿を音符に見立て、背景の電線を五線譜のように撮れないものかと思ってみたものの、枝の主張が強めだった。奇をてらうよりバチコーンと王道をいくのがいいのかな。色んな事に思いを巡らせたくなるのはきっと秋のせいなんだろう。