朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

灯りの記憶

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あかりを見るとほっとする。家の灯りに限らず街灯や家路に連なる車のライトの列も気持ちを落ち着かせる。今日のように風が冷たい日は、特に、家の中のあたたかさを連想させるんじゃないだろうか。車から降りて外灯を見上げると、運転でこわばっていた気持がほぐれる。ただの電気で機能してる機械的なものなのに、それが発する光が心に作用するというのが面白い。

昔はきっと電気じゃなくて炎のあかりだったわけだ。生活の中で炎を見て気持ちを落ち着かせたり、ほっとひと息つくことがあったんだろか。


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もしそうだとしたら、僕らが電気の灯りを見て心が動くのは、炎の時代のDNAがどこかに残っているからと言えなくもない。悪いものを遠ざけ、気持が安らぐ場所を作るためのものだったんだ。


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今日は玄関の化粧柱についている外灯の電球交換をした。電球が切れてからの一週間はなんだか調子が出なかったなぁ。これが家の中の電球ならすぐに買いに走ったのだろうけど、外灯なので 点灯していなくたって生活ができてしまうわけだ。

ただ、やっぱり家に帰ってきたとき灯りがついていないと調子が出ないよなぁ。それじゃマズイとホームセンターで買いそろえ、今夜、一週間ぶりの外灯がついた。手をかざしたら掌に熱じるような温かな光に照らされた。この感覚が炎を灯していた時代の記憶かも知れない、なんて考えるとロマンがあっていいじゃない。

朔日書簡―12月

僕が止まっていても、動く床に乗せられて年末総決算へと連れていかれるような雰囲気がある。そんな慌ただしい12月は嫌だなぁ。僕はコタツでだらだらしたり、からっ風に吹かれて子どもとほっぺた赤くしながら年の瀬の情緒を楽しみたい。というわけで、一年で一番好きな季節の入口に立つ。12月になったので先月の振り返りと今月の所感を。

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山ノ畑ニ居リマス

畑仕事のおかげで朝まで熟睡できた。布団から這い出ると山の朝を体感できる温度。早足で居間の薪ストーブのところまでいった。朝飯を食べて支度を済ませると皆で庭に出た。昨日とってきた野菜の面倒をみるそうだ。

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