友人が音楽活動を再開すると嬉しそうに言っていた。音楽活動と言ってもそれで食べてるわけではないけれど、彼女にとって音楽は趣味より更に大きな範囲のものなんだろうなぁ。
秋の心
FM2で撮ったフィルムが戻ってきました。中身は春から夏にかけての記録。その中から地元の町で少しだけぶらついたときの写真です。
僕が子供の頃、向かって左の建物は確かデパートだったはず。このデパートの一階にはハーゲンダッツの直営店が入っていて、買い物帰りは家族みんなでアイスを食べた。あの時間はとても特別な時間だったんだなぁと大人になって思います。買い物帰りに何か甘いものを食べる。凄く気分がいい。この伝統はしっかりと引き継いで夫婦で実践している。
デパートの上の階には常設の映画館が入っていて、そこで最後に見た映画は もののけ姫だ。ばーちゃんと、弟と見たんだ。写真を見ていたら一気に思い出が湧き出てきた。めちゃくちゃ懐かしい。そういえば、映画に行くと必ずパンフレットを買っていた事を今 思い出しました。まだ実家にあるのかな。
デパートとだった建物は現在 美術館になっている。ハーゲンダッツだったであろう場所にはカフェが入ってます。内部はデパートだった時の構造を活かした作りになってます。リノベーションと言っていいんでしょうか。
街と記憶は今も生きている。そんな事を感じた秋の昼下がり。
石ころの見方
最近撮る写真のほとんどが息子の写真になってきました。起きている時も眠っている時も写真に残しておきたいと思う瞬間が途絶えることがありません。もう一人で歩けるようになったので息子と一緒に散歩に出掛ける事も増えてきました。大人が気にも留めないものにも興味津々で よく小石を小一時間なでまわしています。
自分の行動範囲が急激に広がり、目に映るものが全部新鮮なんだろうなぁ。なんとなく、写真を撮り始めた時の感覚に似ているのかも知れないなぁと想像しています。カメラを持った事で行動範囲は広がります。今まで興味すらなかった草花や当たり前のように見ていた家の周りの景色がなんだかいいなぁと思えました。その感覚なんじゃないかなぁ。
しばらくすれば石ころへの興味はなくなり、今度ははたらくクルマだったり〇〇戦隊とかに変わっていくんでしょう。でも、石ころに興味を持った感覚は何となく忘れずにいて欲しいなぁなんて願っちゃったりしてみます。
万雷の拍手を浴びに
ここ1ヶ月ほど、動画を作ってます。そうです、また結婚式で流す動画です。動画の編集作業は取り掛かると面白くて没頭できるものなんですが、取り掛かるまでが億劫です。もともと10月の式に向けて作っていた所に、急遽9月納品の話が舞い込んでちょっと忙しくなってしまいました。先日、9月分は納品になり、今は10月分に向けて鋭意制作中です。目指すは披露宴会場スタンディングオベーションです。
去年の今頃もヘロヘロ言いながら動画を作っていた気がします。動画作ってると自分の写真の現像とかブログを書く事が後回しになりがちなんですよね。しかも作業の進みが割と遅い。手間と時間がかかるのに、動画作りを引き受けるのは、以前友人の披露宴で動画を流したとき、披露宴会場がスタンディングオベーションになったことがあります。その時の感動が忘れられなくて作ってるんだと思います。まずは新郎新婦が喜んでくれるところを目指し、もうひと踏ん張りいきましょう。