朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

薫風

5月は新緑の季節。緑と風が気持ちいい。季節が移り変わる時期は世の中の光がきれいだ。冬好きの僕も少し心がゆらぐほど。

妻は新芽が芽吹く季節が一番すきだそうで「キリンが美味しそうに食べてくれそうな緑がいいよね」と言っていた。妻の名言集に連ねたい一言をもらった。

そう言えば、現像のタイミングを何回もまたいで来たフィルムだったがやっと区切りがついた。確か12月からの記録が詰まっていたはず。現像を待つこの感覚はやっぱりいいものだなぁ。

悪癖

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20時近くになると息子を寝付かせるため妻と3人で寝室に向かう。たまに、僕も子守歌で寝付かせられてしまう事があるけど、今夜は持ちこたえた。妻と息子の寝息が聞こえる部屋を抜け出し、音が出ないよう家事を済ませた。
たまたま机の上に保育園で使っている連絡帳が置いてあったのでページをめくる。先生からの報告欄に、息子の体調や機嫌、楽しかったこと、頑張れたことがたくさん綴られている。日付を遡って別の日の分も読んでみた。そこに書かれた文章を読むごとに息子の映像が頭の中で再生される。
保育園の先生は、僕の頭の中で、息子の動画が勝手に再生されるくらい、細やかに息子の様子を報告に書いてくれている。すごいし、ありがたい。とても大変な仕事なのにいつも笑顔なんだからすごすぎる。
なんとなく、連絡帳を読んでいたら胸がしめつけられる感じがして、涙も出そうになってしまった。今日の園児が犠牲となったニュースを見たから余計になんだろうな。
記者会見に応じている先生の姿が頭から離れない。最近のニュースとそれを取り巻く世間の一部は、無理やり落ち度を探したり、徹底的に叩きまくることをしているけど、どうかしてしまったんだろうか。そういうものは過去に置いてきてほしい。もう令和ですよ。

ライオンとぼくの親心

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息子はどうやら動物が好きみたいだ。実家の犬や猫を大変気に入っているようで、「わんわんニャー」と言いながら僕の手を引き、度々実家に上がり込んでは犬と猫を撫でている。正確に言うと、僕や妻に撫でさせている。自分で撫でなくともそれで満足な様子。そんな息子だけれど、動物が口を大きく開ける様子を見ると怖さを感じるようになったらしく、Eテレでカバが口を大きく開ける映像が流れると僕に抱き着き、映像が終わるまで顔をうずめている。もっとワンパクでもいいんだけどと思いながらもその仕草が可愛くてしょうがない。

 

 

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犬と猫以外の動物も見せたくて、先日 動物園にいってきた。ライオンよ、どうか口を開けないでおくれと僕は心の中で念じました。息子はライオンを指さして「わんわん」と言っていた。そう言われると、あの風貌は大型犬っぽい気もする。

 

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 自分の何倍も大きなものを目にして少し緊張していたみたい。僕もちょっと背筋がピンとなった。いざライオンを目の前にしてみるとネコ科の動物とは思えない。それはイヌっぽいということではなく、飼いならすことは無理という意味合いで。たぶん勝てないと思わせる獣っぽさを感じた。

 


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獅子の子落としという言葉があるけど、息子が物事を自分で判断できるような年齢になったらある程度試練を与えた方がいいのだろうか。息子を谷に落としたとして、その谷は本当に落とすべき谷だったのか。そもそも谷に落とさなくてもいいんじゃないか?なんて事をぼんやりと考えてた。焦らず、惑わされず、実直に息子と向き合っていくのがいいんだろうな。ライオンさん、お宅はどうだったの?と聞きたくなった。

 

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 絶好のシャッターチャンスも、ピントは大型連休中。

 

 

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」

令和へ

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この子たちが笑顔で暮らしていけますように、と願わずにはいられない。

そして平成、いい時代だったと思う。ほぼ平成しか生きていないから他の時代の事は言えないけど、とりあえず今 幸せなのでよかったと思う。
令和はどうなんだろう。いい時代になるといいな。

レモンとシチリアレモン

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Lightroom現像のお供にyoutubeで音楽を漁っていたらいい感じのアコギのインストを見つけました。そのアーティスとの方のチャンネルに飛ぶと投稿動画の中に
『米津玄師のLemon』があったので聴いてみることにしました。演奏がとにかくうまい。音と一緒に情緒が流れてくるような感じでした。そしてギターを奏でる佇まいが渋い。映る角度によってショーンコネリーに似てると思うんです。最高です。

その演奏動画についたコメントの中に
シチリアレモンかよ』というコメントがありました。なんというセンス。演奏動画自体も素晴らしいのですが、どっちかというと奏者ではない方のコメントにやられてしましいました。

この感動を共有したくて妻に話してみたけどうまく伝えることができませんでした。「なんでオジ様が演奏すると米津玄師のLemonがシチリアレモンになるの?」と。そりゃそうだ。そうなんだけど、なんて言えばいいんだろう。

 

共通点はレモン。カバーしてるアーティストはIgorさんというロシア出身の方。めっちゃダンディ。シチリアには関係ない。ただ、めっちゃダンディ。ダンディってことはオシャレ。オシャレ・海外・ヨーロッパ・海沿い・イタリア・シチリア

 

もしくは、単純にシチリアレモンという語呂がただのレモンよりオシャレというか、なんかワカッテル感じがある。メニュー表にレモンのシャーベットとあるよりシチリアレモンのシャーベットという表記のほうが美味しそうだったり、本場(何のだ?)な感じがする。そういう意味で超絶技巧のギターテクで、なおかつ佇まいもいぶし銀なイゴールさんを形容するためのシチリアなんだ。「ただのlemonじゃないんだ、酸いも甘いも知ってる。そういう渋さとかカッコよさが演奏にも出てる」といニュアンスのシチリアなんだ。と言ってみました。

 

本当はもっと直観的なものに近いと思うんです。熟考するようなものじゃなくて瞬発力に近いやつです。たぶんこれ大喜利とか謎かけですよね。
みなさん是非きいてください、Igorさんです。めっちゃ渋くていい。

www.youtube.com

IDとPASSWORD

何か新しいサービスを利用するとき最近はIDとパスワードの登録が必須になってきています。ついウッカリ両方とも忘れてしまったりして。それが今夜10時半の出来事。IDとパスの再発行は入力項目が多いし発行まで数日かかるというので自力でひねり出す方針で攻めました。

さきほど無事ログインできました。寝る前だってのに脳がものすごく爽快。少しアドレナリン出てます。

普通の日

引越し、保育園入園、妻の仕事復帰、息子のウイルス感染からの家族内感染。そして再び息子ウイルス感染からの家族内感染。ようやく僕も妻も復調の兆し。この2か月間がとんでもなく濃厚だった。ふつうの毎日が愛おしいったらありません。
普通という言葉を聞くたびに思い出すのが『みんなが言う普通は理想に近い』と唄っているPerfumeDream Fighterという曲。

普通ってすごいことですよね。