鬼怒川からの帰りに日光にあるこちらのカフェに立ち寄りました。
レトロな家具で統一された店内。凄くいい雰囲気でした。なんて言うんでしょう、いい感じに力が抜けてるというか、塾れてるというか…とにかく居心地よかったです。
僕なんかがレトロな家具を揃えたって、片付けられない汚部屋みたいになりますよ。センスのいい人って、モノの価値を殺さず、置かれた場所を活かす力なんだと思います。個々を見る視点と、全体を見渡す視線の両方のバランスがいいって言うのかな。…いい塩梅です。実際にこの席で感じた印象をそのまま写せていてよかった。写真上での雰囲気って光の加減に頼る部分が大きいと思います。雰囲気のある室内は暗すぎても明るすぎても雰囲気ぶち壊してしまうので、いい塩梅の所にうまく露出を合わせられると嬉しいです。
料理の写真はいつも撮り忘れがち。僕は「くみあげゆばのとろゆば丼」なるものを頼みました。日光と言えば湯葉ですからね、旅先ではやっぱりその地のものを食べておきたいです。湯葉丼なので、なんか超ヘルシー志向で食い応えがなかったら嫌だなぁと思っていたんですけど、とても美味かった。オシャレだけどちゃんと「丼もの感」があって最高でした。旅行は観光地に行って、その光景を目に焼き付けるのも大事ですけど、それと同じくらい旅先のメシで腹いっぱいにすることって大事ですよね。
自分の中にもカメラ女子の欠片があるのかも知れないと思ったワンショット。
窓際の益子焼。今回は日程的に厳しかったので益子に足は伸ばせなかったけど、今月末から始まる益子陶器市にはぜひ行ってみたい。賑わいがいい感じでしょうねぇ。今から楽しみです。
そして、料理に続いて撮り忘れてしまったけど、フィルムカメラとフォトブックのようなものも飾ってありました。もしかしたらお店の方も写真を撮るのかもしれない。
日光に出かけた時に寄りたい店が増えました。
カフェ入口となりの「たまり漬」の看板パワーが凄かったです。カフェで一服したあと、そのパワーに魅せられて僕たちはチーズたまり漬をお土産に買ったのですが、このパワーから想像できないまろやかな美味でした。