朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

趣味の門

 

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場所は市内の公園。ここは桜の名所として知られている。春の早朝ともなるとカメラを提げた人がちらほら。この日、すれ違ったカメラマン達はきっと善きカメラマンだったと思う。すれ違いざま、目が合うとどちらからでもなく会釈してそれぞれの撮影へと熱中していった。
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同じ楽しみを持つ人たちが熱中している姿は、眺めていて楽しい。こうやって趣味の界隈が盛り上がるのとてもいいことだと思う。初心者、ベテラン、素人、玄人関係なく自分の楽しいことを追求して、興味を持ってる人に広く門戸を開けて趣味界隈の裾野が広がれば最高だと思う。

 

伊香保温泉日本の名湯

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今日も伊香保でこんばんは。

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伊香保の賑わいを、と思いカメラを構えたけど、人がまばら。なんで観光地なのに人いないんだろ、と思ったけど土日の朝8時、しかも温泉街なら宿で朝風呂や朝食を楽しんでる時間だ。みんないい判断だと思う。僕もそうする。

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伊香保温泉街は道の両側に旅館や店が立ち並んでいる為、太陽が昇りはじめた頃の早朝は写真を撮るには暗かったが、時間が進むに連れていい光が差し込んできた。

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この写真を撮った時間帯から観光客と思しき人たちが続々と石段にやってきた。その姿を見て伊香保もまだまだやるなぁ!とちょっと嬉しい気持ちになった。地元民から見た地元の観光地というのは正直捉え方が難しいと思っていたけれど、実際はそんな捉え方どうこうより、まず足を運びその場に立つことが大事だなぁ。

今回撮ってきたの石段を中心にしたエリアで、伊香保のほんの一部でしかない。今回写真を撮ってて本当に楽しかったので定期的に足を運んでみようと思う。

最後に、我が県が誇る上毛かるたの「い」を詠んで結びとしたい。

い 伊香保温泉日本の名湯


上毛かるた - Wikipedia

 

 

 



伊香保ノスタルジア

 

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f:id:NR03:20170426211418j:plain路地のその先で見つけた景色。この辺りは観光客の姿はほとんどなく、ホテルや飲食店の従業員や配達の車が行き交うくらいだった。あえてそういうエリアに来たので寂しくなんてない。



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 光の当たり方、影の落ち方に惹かれてシャッターを切る。




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生活の気配がわずかに残っているようだった。人が居ると安心するのに、人が居たと過去形になると少し恐怖心につながる。家に帰ってきて知らない人が居るってパターンは過去形じゃなくてもめっちゃ恐怖。
ビビりなので進入禁止的な場所には一切足を踏み入れていません。おっかないですから。

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遠く変わることない山脈と変わっていく温泉街。

 

ブロニカでも撮ったので以下はその写真。レンズはZenzanon 100mm F2.8
静かな路地にブロニカのシャッター音が響きわたる。

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彼女は降り返って何を見ているのか。たまには昔を懐かしんでもいいと思う、立ち止まりさえしなければ。OKバブリー?そんな伊香保ノスタルジア

 

 次回はパッと明るめな伊香保をお送りします。


nr-photo.hatenablog.jp

 

湯煙スナップ



amuroikimasu
さんの記事に触発されて伊香保の写真を撮ってきた。


amuroikimasu.hatenablog.com

現像に出すのが一周遅れて少し季節外れの写真となってしまった。
 

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 3月上旬ということで、ひな祭りをやっていた。どうりで人出が多いわけだと思ったのけど、もしかして土日の伊香保はいつもこうなのだろうか。地元の観光地の事をあまり知らない自分がちょっと恰好わるいなぁ~と思った。



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やはりこの石段街が伊香保のメインストリートだ。この趣きがいいじゃない。自分で書いていて思ったが、「メインストリート」ではなく「目抜き通り」の方が合っている。写真に言葉を添えるなら、写真と言葉それぞれが持つ雰囲気の相性も大切だ。

f:id:NR03:20170409181016j:plain目抜き通りから路地に飛び込むと、賑わいとはまた違う雰囲気をもつ景色にたどり着く。

 

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ここで、ちあきなみの喝采なんてどうだろう。僕はあの歌が好きだ。

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人と街と写真、この三つは時が経とうが美しいと思う。むしろ時が経つほどに。
きれいより、美しい。そういう感覚。

好きなのものにまつわる更新

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運転免許の更新に行ってきた。ブルーのラインから煌めくゴールドにレベルアップ。日々のたゆまぬ研鑽が僕の免許証の上で輝いている。ゴールドが、嬉しい。
運転免許はこうした更新の機会が設けられており、運転を続けたいなら更新しなければいけない。

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運転免許は更新のしかたが決められているし、通知もくる。免許証という形があるがゆえのものだが、免許が付されない多くのものについて、僕たちは更新に値する知識・技能を備えているだろうか。次の段階へと進めているのだろうか。



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技法に囚われて、目の前を往く時間を撮り逃していないか。
(囚われる以前に捉えていない)


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見知らぬ誰かのイイねより、1人のハートをぶち抜きたい。
(ほんとは両方。)



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遠くの絶景、近くの景色。どこでも撮りたい。撮るなら心が動いたものを。
(感動の安売りはいけない)



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カメラを構える前に、その眼できちんと視ているか。
(確認→露出計→シャッター→感動。逆を行く)



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好きなものを目の前にして、カッコ付けてばかり。
好きだからこそ勘違いして、好きに振り回される。
けれど好きだから更新し続けている。恰好よくなりたくて。




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 日々こそ写真に。

旅とメシと写真

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鬼怒川からの帰りに日光にあるこちらのカフェに立ち寄りました。
レトロな家具で統一された店内。凄くいい雰囲気でした。なんて言うんでしょう、いい感じに力が抜けてるというか、塾れてるというか…とにかく居心地よかったです。

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僕なんかがレトロな家具を揃えたって、片付けられない汚部屋みたいになりますよ。センスのいい人って、モノの価値を殺さず、置かれた場所を活かす力なんだと思います。個々を見る視点と、全体を見渡す視線の両方のバランスがいいって言うのかな。…いい塩梅です。実際にこの席で感じた印象をそのまま写せていてよかった。写真上での雰囲気って光の加減に頼る部分が大きいと思います。雰囲気のある室内は暗すぎても明るすぎても雰囲気ぶち壊してしまうので、いい塩梅の所にうまく露出を合わせられると嬉しいです。

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f:id:NR03:20170415214110j:plain料理の写真はいつも撮り忘れがち。僕は「くみあげゆばのとろゆば丼」なるものを頼みました。日光と言えば湯葉ですからね、旅先ではやっぱりその地のものを食べておきたいです。湯葉丼なので、なんか超ヘルシー志向で食い応えがなかったら嫌だなぁと思っていたんですけど、とても美味かった。オシャレだけどちゃんと「丼もの感」があって最高でした。旅行は観光地に行って、その光景を目に焼き付けるのも大事ですけど、それと同じくらい旅先のメシで腹いっぱいにすることって大事ですよね。

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自分の中にもカメラ女子の欠片があるのかも知れないと思ったワンショット。

 

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窓際の益子焼。今回は日程的に厳しかったので益子に足は伸ばせなかったけど、今月末から始まる益子陶器市にはぜひ行ってみたい。賑わいがいい感じでしょうねぇ。今から楽しみです。
そして、料理に続いて撮り忘れてしまったけど、フィルムカメラとフォトブックのようなものも飾ってありました。もしかしたらお店の方も写真を撮るのかもしれない。

f:id:NR03:20170416002359j:plain日光に出かけた時に寄りたい店が増えました。

www.lancatlgue.com

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カフェ入口となりの「たまり漬」の看板パワーが凄かったです。カフェで一服したあと、そのパワーに魅せられて僕たちはチーズたまり漬をお土産に買ったのですが、このパワーから想像できないまろやかな美味でした。

桜と雨

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せっかく弁当を作ったんだから桜を見ながら食おうじゃないの。ブルーシートより車のシートの方が快適だし、意外と桜も見やすい位置に咲いていて、これはこれで特等席。

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お品書きはオニギラズでした。僕のファーストオニギラズでした。具は肉味噌とナムル。極上でした。車内がごま油フレグランスで満たされましたが、ごま油好きなので問題ありません。弁当を食べ終わる頃には雨も小降りになってきて、これならしばらく歩けそうだと傘とカメラを持って外に出ました。

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こんなのも雨が降らなければ撮れない。もっと雨の日も出掛けてみないと。

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空気が湿って、景色が濃くなるのも、雨の日の恩恵だと思います。いつもの景色がちょっとよく見える。濡れ髪を見て、艶っぽいと感じるのと同じ原理なんでしょうか。ちょっと原理は分かりませんが本能をやられる感じがします。

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写真の土管みたいものは水力発電に使用する水を通す為の管です。この管がダムからこの先のサージタンクと呼ばれる塔のようなものまで引かれています。

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銅像は、この発電所を開設した浅野総一郎氏。この発電所の名前は「佐久発電所」といいます。しかし県内に「佐久」という地名はありません。なぜ「佐久発電所」なのか。それは総一郎氏が奥様の「作」さんの雅号である「佐久」から採ってこの名を付けたそうです。総一郎氏の銅像が見ている景色は桜だけではないってことですね。

総一郎氏にはまだまだ遠く及びませんが、次の春もこの桜を見に行こうと妻に言ってみました。