今年も田植えシーズンが到来しました。明日・明後日の二日間にまたがる我が家の一大イベント。毎年 この日を境にコンガリと日焼けします。焼けやすいってのもあると思うんですが、日焼け止め塗っても田んぼの水と汗で取れちゃうんでしょうね。自分の家で作ってるので米を買った事はないんですが、これっていい事だなぁとこの年になって思います。
好きなこととは。
忙しさにかまけてカメラを持ち歩いていなかったけど、今月から家を出る時は常に持ち出すようにしました。というのも、好きなことも一度途絶えると力量が落ちたり興味が削がれたりする気がしてきたんです。なんですかね、この感じ。すごい嫌だなぁと思ったんですけど、いざ撮り始めたらやっぱり写真て楽しいなぁって気持ちがすぐに上回りました。
何事も頭で考えたらすぐ行動に移した方がいいってことなんですよね。
打席
待てども人は通らず。
でも、これはこれで好きな写真になりました。何かに惹かれてシャッターを切ったときは、いい写真が撮れている事が多い。最近いいなと思ったシーンは、街路樹の葉が夕日に透けて黄緑色に光っていたんです。これはファインダを覗いたらさぞきれいだろうなぁと思ったけど、あいにく運転中のため、目に焼きつけてその場を後にしました。
この時のように、シャッターチャンスというものには出会っている。問題はそれを撮るかどうか。もっと言うと常に撮れる状態でいるかどうかってことになる。打席に丸腰で挑むバッターはいないのだから、写真撮りにとってのバットたるカメラをいつも持ち歩くべきなんだなぁ。特に今の僕にはそれがいい気がする。
マイハピネスフォトコンテスト
明治安田生命 マイハピネスフォトコンテストで銅賞を頂くことができました。このコンテストで入賞する事が、写真を撮りはじめて最初に掲げた目標だったので今はその喜びに打ち震えています。そして僕以上に家族や友人が入賞を喜んでくれていて、それがとても嬉しかったです。
写真をはじめて今に至るまで、撮りたい写真(被写体)はその時々で変化してきました。たぶん今も少しずつ変わってると思うのですが、人を撮りたいという気持ちはいつも真ん中にあって、僕が写真を撮る上での軸になっています。撮ってて楽しいし、僕が撮ったもので喜んでくれる人たちがいる事は、とても恵まれていますよね。ありがたいです。
これからも人の写真を撮っていこうと思うのですが、上手く撮ろうとか腕を磨こうとか考える前に、相手が嬉しくなるような写真を撮ることを心掛けていきたいです。
ドリップ
最近いわゆる家ドリップを再開させました。淹れ方はネットや雑誌から得た情報の寄せ集めなので本当に正しいのかは分かりませんが、それでも自分で淹れるとやっぱり美味しく感じますね。面倒ではあるんですけど、そこが好きだったりするんです。
現像迷子
どっぷりとRAW現像の迷子になっていました。完全に迷子を卒業できたかと言うと、まだ迷いもあります。色々といじれるので余計な手を加え過ぎないようにどこかで線引きが必要だと思うんです。その反面きちんと追い込めていなければ無駄にサイズの大きい写真データを残しているだけになってしまいます。
僕は写真で食べているわけではなく趣味で撮っているので、極論を言ってしまえば写真は楽しければOKなんです。好きな事で悩むなら悩みなんて無視して楽な方法でたのしんでいればいいんですけど、そこはやっぱりより楽しみたいし、撮った写真を誰かに見てもらいたいなぁという気持ちもあります。現実世界でもネットでも、自分以外の誰かに写真を見せるのなら、僕の写真を見てくれた人の感情をちょっとでも良い方へと揺さぶれたらいいなぁと思っています。そうやって自分がより楽しむためには試行錯誤が必要なのかなぁと感じたのです。
今また写真が楽しいです。