朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

文は人なり

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職場で編纂される冊子の寄稿文に「文は人なり」の言葉とそれにまつわる事が書かれていた。文章には人の性質、気遣い、受けた教育など自分というものが投影される。自分の分身である文章が他人を傷つけてしまう事があるなら、それは恥ずべきことだ。

 

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文で誰かを勇気づけるとなるとまたまだ文章力、人間力ともに道半ばだ。誰かの背中は押せなくても、同じように暮らしてますって事実が伝わるだけで僕は本望です。子供の頃、夜眠れなくて不安で泣いていた僕によく母が言っていた。

「今も働いたりご飯食べたりしてる人がいるんだよ。起きてるのはあなただけじゃないから大丈夫」

自分の他に起きている人がいる。その事実だけで随分と安心できたのを覚えています。


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「あなただけじゃない、僕もそうなんです」僕の文章ではこれさえ伝わればOKです!

 

包丁と人

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お義父さんの還暦岩祝いに包丁を贈ることになった。自ら魚を捌いて酒の肴をこしらえるのが大好きで、包丁研ぎも好きとのこと。加えて還暦の祝いともなれば特別な一振りがいいだろうということで、包丁について調べることになった。
包丁は素材、作り方等の組み合わせでとんでもない種類のものが存在しているらしい。

 

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まず素材で言うと、鋼の種類には青鋼、白鋼、黄鋼などがあって、鋼の中の成分の違いで等級がつけられるようだ。さらに鋼に軟鉄を組み合わせて互いの欠点をカバーするなんて作り方もあるようだ。なんだかコーヒーで言うブレンドに近い考え方だと思った。高級な鋼を使ったからと言ってそれがそのまま最高の包丁になるかと言ったらそうじゃないらしい。鋼の鍛え方も影響するらしく、刀鍛冶と同じ鍛造の仕方を守る工房もあれば、伝統的な技に技術を組み合わせたものまで様々だ。

 

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色々な種類の包丁があるので、色んな包丁ヲタクがいるらしい。切れ味ヲタ、研ぎヲタ、素材(鋼)ヲタ、鍛造ヲタ。写真・カメラ界隈にも通ずる深淵を見た。きっと包丁界隈の人たちも何らかの沼にはまっているのだと思う。凝り性の人ドツボにはまるんだろうな。

1週間くらいかけて包丁メーカーのページを行き来し、ようやくプレゼントする包丁が決まった。長く楽しく使ってくれるといいな。

 

厄日

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チャイルドシートを平日は妻の車、土日は僕の車につけて出かけている。お察しの通り、僕はチャイルドシートを妻の車に移すことを忘れ、そのまま出勤。僕は職場からとんぼ返りしてチャイルドシートの付け替えに一度自宅へ。なにやってんだか。
そして仕事に戻ってみるとミスが発覚。しかも初歩的な。こういうときは重なるもんだんだなぁ。家に帰ってきてからもしょげていたら、嫌なことが一度で済んだと思えばいいじゃん、という妻に言われてだいぶ気持ちが楽になった。明日からまたがんばろう。

D610

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時折、D610がレンズを認識しない時がありました。春先からその症状が出ていて、だましだまし使っていたけど秋口から症状が頻発するようになったので受診してきました。

どうやらレンズ接点が汚れていたせいで、レンズを認識出来ない時があったようなんです。もっとまめに手入れしないといけないんだろうな。

今回の不具合とは関係ないけれど、レンズ側のマウント周辺が着脱時に擦れるため真鍮の色が剥き出しになっている部分があったんです。剥き出しになった所を指しながらカメラ屋のおじさんに「けっこう使ってんだねぇ」と言われました。雑に使い過ぎで、あまり自分で手入れもしていないもんだから、恥ずかしくなってスイマセンと言ったら間髪入れずに「立派だよ」と言ってくれました。てっきりもっと大事にしろ、とか綺麗使いな、と指摘されんのかと思っていたので予想外のおじさんの言葉が嬉しかったのです。

柿の木

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実家の柿が今年も豊作だった。柿の木が二本横並びに植わっていて、隔年ごとに実る木が変わる。「特に手を掛けているわけではない」と書くと少しは世話をしている感じが出るけど「ほったらかし」にしている。


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柿は育てやすい果樹なんだろうか。植物のことはまったく分からないから少し調べていこうかな。引越したらうちの庭に何か植えたいな。柑橘系が好きだからレモンや柚子がいいなぁ。庭で採れたものを食べる生活は面倒くさい事もあるだろうけど、なかなかいいものだと思う。

 

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秋空

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公園にシートを敷いて寝転がった。空が高い。空を撮るとき、こんな風に空だけを撮った事なんていつぶりだろう。空を撮るときは雲や街のシルエット、遠くの山を引き合いに出しがちだ。

 

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体勢を変えれば秋の日差し。敷いていたシートが少し小さくて僕ははみ出てしまってけど、下は芝生だから特に気にならなかった。むしろ、ちょっと気分がいい。寒くなる前にまた公園に出かけて寝っ転がりたいなぁ。みんな公園で寝っ転がった方がいい。ついでにカメラも持って出かけたらいい。

 


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気持ちいいなぁと大の字に手足を放り出したところで元気な声が聞こえてきた。体を起こしてみると我が家の探検隊が帰還してきたところだった。隊長は僕に、ちぎった芝生をくれた。

いざ

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息子との風呂タイム。夏頃から入浴中の水分補給も兼ねてコップで飲む練習を続けていました。僕ら大人は意識せずともコップから飲む事ができるけど、1歳児にとっては複雑な作業のようです。カップを持つ、傾ける、口を付ける、飲み込む。コップで飲む事は文字に起こしてみるとこれだけの行程をスムーズに行わなくちゃならないわけです。

 

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コップを傾け過ぎて鼻から飲んだり、一口も飲んでいないのにコップごと湯船に沈めた日もありました。トライ&エラーの繰り返しで、少しずつコツを掴んでいったようで、昨日は両手でホールドすると安定する事に気付きました。そして今日、ついに一人でコップで飲めるようになりました。上手に両手でコップを支え美味しそうにオレンジジュースを最後まで飲み干せました。小さな一歩だけれど、僕はとても感動しました。

 

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きっと息子は毎日なにかしら新しい事に出会い挑戦しているんだと思います。自分はどうだろう。お父ちゃんは最近何かに挑んだろうか?その言葉が最近頭の中を巡っていました。とりあえず見切り発車でいいから、手をつける事にしました。まずはすべての作業を停滞させていたPCの新調をしました。作業がスムーズって素晴らしいですね。