朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

Winter,again

仕事を終え退勤カードを切る。車に積もった雪を下ろす。エンジンをかけ、カーステレオはWinter,againだ。

 

朝から帰りの車で聴こうと決めていた。帰宅後、玄関をあけても今日は音がしない。おかえり、と口の動きだけで伝える妻の両脇で寝息をたてる子どもたち。全力で雪遊びをして二人とも電池切れになったみたいだ。

家事を終えて外に出た。雪の夜は静かで明るい。

明日の朝、広がる雪景色に期待してしまう。

 

ちょうど青いライトをつけた大型トラックが横切った。いい感じの三色。

農業の亡骸みたいなものに出会う。

 

牛舎の見回りに来た父に出くわす。父は僕の姿を見てかなり驚いていた。雪の夜に傘とカメラを持ったオッサンに遭遇してしまったら僕だって驚く。

 

雨の日もそうだけど、光のにじみがきれいに撮れる気がする。

 

 

雪の重みでアカシアの木が折れてしまった。たくさん花芽をつけていたので春を楽しみにしていただけに寂しい。枝を切って水につけておくと咲くかも知れないという情報を得た。また木は植えたいな。なるべく花が咲く木がいいな。花芽がでてきて、春を待っている時間が楽しかったからまた同じアカシアを買うかも知れない。それだけ、この木がある生活が好きだったんだなぁと思った。

 

次は一緒に冬を越せることを夢見て布団に入る。