朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

日々の支え

命を支える形を形をしているだろ?

松葉杖は言われてみれば松の葉の形に似ている。

ようやく、捻挫が治った。初診時に「もしかしたら経過観察中にヒビが入るかも知れない」と言われていた。期待を裏切らず現実のものとする実行力。その実行力は仕事に活かせよと自分に言い聞かせる。結局1か月以上かかってしまった。不幸中の幸いでもないけど、たまたま出かける予定も、大きなイベントごともない月だったのがよかった。

 

痛みと不自由さがあるので、その場から移動せずに撮ることが多かった。1ヶ月くらいそういう撮り方をしていて気づいたのだけど、思ってる以上に撮るときに足を使っているみたいだった。もっと寄りたい、離れたい。僕の場合、写真はじっとして撮るもんじゃないというのがよく分かった。

 

 

息子はライフル、娘は飛行機と言って松葉杖で遊んでいた。

定点カメラほどではないけど、あまり動かないで撮るというのは思っている以上に撮りにくく、思うように撮れないからちょっと億劫に感じてしまう日もあった。けれど、これも何かのキッカケかもなぁと思いなるべくカメラを持ち出した。人に会えば「足どした!?」と会話は生まれる。子どもたちは一応気にかけてくれてるのか、先に走って行っても振り返ってくれたりした。自分が弱っている時は周りの人たちの優しさがしみる。こういう時に気に掛けてくれる人たちは、普段から気づかないところで僕のことを支えてくれている人なのかも知れない。大切にしなきゃなぁと改めて思う。