朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

「なんか好きそうかも」推薦図書

図書館で妻が本を借りてきてくれる。きっかけは幼稚園の帰りに妻と子どもたちで図書館に寄ったとき、僕の分だけ本がないのは悪いと思ってらしく、妻の独断と偏見で一冊借りてきてくれた。

選書の基準は、「なんか好きそうかも」というザックリしたもの。ただし、写真やカメラ関係に直結しているものは避けているらしい。

「これ面白いから読んでみて」ではなく、「なんか好きそうかも」での推薦図書ってところが気楽だし面白い。

自分だったら借りないだろうジャンルのものもあるけど、絶妙に興味を惹かれるものも多くあって毎回図書館に行く日が僕も楽しみになった。

 

選書の一部を以下に

www.kyuryudo.co.jp

選書理由:仏様とか神様の名前とか好きそう。旅行行きたそう。

そう言われてページをめくってみたら直球の写真集だった。妻は、写真家による写真集だとは思わず、あくまで観光地の広報的な側面が強い本だと思ったらしい。ところがドッコイとても圧倒される写真たちで何回も読んだ。どんな方が撮ったのか撮影者の名前を検索して、そりゃ圧倒されるとなった。

 

www.iwasakishoten.co.jp

選書理由:ちょうど漆の話をしてたから。あと、伝統工芸とかちょっと興味ありそう。

この本を借りてくる前、"日本で使用される漆の9割は輸入で、国産漆は1割ほど"というXの投稿が流れてきた。だから国産の漆を使った漆器があったらすごいものなのかもね、という話をしていた。一時的に、しかも偶然に興味関心が高まった所に、いい選書だった。漆を取り巻く状況や職人さんがどんな仕事をしているか、この本で知ることができた。あくまで入口としての情報だけれど、知れてよかった。

 

pie.co.jp

選書理由:屋台とか好きそう。食いしん坊だし。写真が多い。

よく分かってる。見ると腹が減る感じの本で掲載されてる料理を作り方などを検索したりした。異国情緒もあいまってほんとにうまそう。どんな味なのか気になる。なかなか日本では食べられないものも多そうで、その分惹かれた。

 

知らない世界のことを書いた本を読むと少しだけ自分の視野が広がる気がする。そもそも、知らない世界のことを書いた本を手にする機会というのがあまりなかった。そう考えると妻の選書はありがたいし面白い。若いときは表紙や目次だけみて本を買うこともあったけど、懐事情やら何やら考えると、本を買うときは絶対好きであろうものがほとんどになった。こういう背景があるので、図書館の存在はとてもありがたい。子どもたちも、本に興味をもつし、みんなのものだから大事にしながら読もうね、という気持ちを持ってくれている。

もし機会があれば、家族や友人の「なんか好きそうかも」推薦図書をどうぞ。

 

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」