光陰矢の如し。上半期がもうおわったなんてあっと言う間もいいところ。光陰矢の如しという意味の言葉は平安時代頃から遣われていたらしい。矢がぶっちぎりで早かった時代の世界は、きっと今より広く大きかったんだろうなぁと想像してみる。平安で矢なら、令和ではなんだろう。やっぱり光かな。
風情があるのは矢だよな。矢文とかロマンがあっていいし。
そういうわけで、7月なったので先月の振り返りと月始めの所感を。
6月
田んぼパトロールはじまる
無事に田植えが終わったってことは、今年も田んぼパトロールがはじまったとうことだ。
田んぼパトローラーの朝は早い。5時には起きて「おと、田んぼ行こう!」と言ってくる。大したもんで去年から毎朝5時起き。そのかわり、20時前後には電源を引っこ抜いたように眠る。
僕も当然早寝早起きなので、最近夜になると眠くて朝がくると目が覚めてしまう。健康的な生活だ。夜更かししてRAW現像したり日記(ブログ)書いたり色々やりたいけど、睡魔に勝てないし朝がくると田んぼに呼ばれるんだ。…夜更かしと寝坊よりは早寝早起き田んぼパトロールの方が健全で楽しいから、ヨシ!としている。
ごはんの写真
食べるたびにシェフを呼びたくなる地元の名店。塩が最高。
家系ラーメンが好きです。
スープ濃いめ、あぶら多めは青春時代に置いてきたけど今でも麺は固めで自身のアイデンティティを保つ。それ、アイデンティティじゃなくてアルデンテじゃない?
好きなものを好きただけトッピングできるので最高。家系クレープは子どもも作る工程に参加できるから楽しい。
中華屋のラーメン、ところかわれば中華そば。
食べることが大好きなので写真に残したいなぁという気持ちが強い。でも料理の写真は苦手意識があったので写真が少ない。つーことは撮る枚数も少ないってことだ。これじゃ残るものも残らない。去年あたりから目の前に料理が並ぶ機会があれば積極的に撮るようにしている。
まだまだ打率は低いけど、美味しかったものと、誰かと食べた日のこともきちんと残していきたい。料理写真というより、食事の写真、メシの写真ていうのだろうか。そういうメシドキ写真をいい形に残す方々がいてあんな風に撮れたらなぁといつもヨダレを垂らしている。いいメシドキを僕も残していきたい。
夏の気配
肌に布一枚分の湿気。
子どもと光がまぶしい。
捻挫で安静にしていた期間の反動か、外界への憧れが強かった。動ける喜びと、手加減のない日差しを全身で浴びながら夏を楽しみたい。
7月
何か新しいモノやコトを知って、それに興味を持って好きになる。この一連の流れは、待てども暮らせど向こうから勝手に飛び込んではこないということがなんとなくわかってきた。
興味がなさそうなことでも、ちょっと覗いてみると案外面白くて、もう一歩進んでみようという気が起きたことから、こっちから出向いていかなきゃ世界なんて広がらないんだなぁと自覚できた。
放たれた矢を見て、光の方が早いのにと分かりきったことを言うようじゃつまらない。子どもがやることを見てると「それ、光の方が早いよ」とつい言ってしまいそうな時がある。そんときは那須与一でも呼んで僕の腐った性根を射貫いてほしい。
「かっこいいー!いいね、まず弓を取ってみよう」そういう風に言って背中を押してあげて、挑戦や成長を実感できる季節になったらいいな。子どもも、僕自身も。