「まだ暑い日もありますけど、風がだいぶ涼しくなってきましたねぇ」取引先の人との会話にこんな台詞が増えてきた。場をつなぐためだったり、会話の糸口のための話題なのは確かだけれど、僕は本当にしみじみとそう感じることが多いし、なんなら季節の移り変わりに結構ときめく方だと思う。
日差しとか、風の湿り気に変化があるとわくわくする。季節のド真ん中にいるよりも、ッスーっと季節が変わろうとしている今のような時期が好きです。写真を撮るようになって季節の変化を強く意識するようになったのかはわからない。けれど、写真と季節は切っても切れない間柄だと思うし、写真好きはきっと季節の移ろいが好きな人が多いと思う。
移ろいって書いてますけど、もう移ろいが完了してすっかり秋です。この日記を書き始めた頃は確かに夏から秋へと移ろうタイミングだった。だいぶ移ろいましたね。
秋の夜長、窓を開けて山下達郎の「蒼氓」を聴いています。こちらは季節というより、人の移ろいを唄ったものだと思いますが、秋にはもってこいです。