朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

生活

年末に向けて仕事が、世間が色んなシワを寄せはじめている。そんなもの寄せられてたまるか、アンチエイジングだ。

そういうときは気分転換が必要で、ちょっとでもそう思ったら小休止くらいの意気込みじゃなくて思い切り休んだほうがいい。

休日はあえて寝坊して、家族みんなでのんびり公園に出かけた。気分転換にはレンズを変えるのがいいらしい。普段との違いを楽しいと感じられるかも知れないからAFの利かないレンズにした。

Nikon Z 5  + ZENZANON MC 80mm F2.8 by CARL ZEISS JENA DDR

この組み合わせは1年ぶりだ。

 

紅葉と落ち葉のお陰でいつもの公園がちょっと特別なものに感じたらしく子どもたちもはしゃいでいた。

楽しいなぁ

娘は落ち葉の道を行ったり来たりして、落ち葉の音と感触を楽しんでいた。妻の手を引っ張っていって今度は二人で落ち葉の上を歩く。娘は立ち止まると妻の顔を見上げて、得意げだった。

 

 

 

ちょっと大きくなった小っちゃい背中。一緒にいたいとき、一人になりたいとき、息子との距離が成長であり、信頼であり、迷いだ。でもひっくるめて幸せだ。

 

夏はこの公園の池でビチョビチョの泥まみれになって、このシャワーのお世話になった。大袈裟に蛇口をひねる仕草をやると、きゃぁきゃぁと子どもたちが歓声をあげながら楽しんだ夏だった。ずいぶん前の事のような感覚がある。AIやら科学技術が発達しても、季節の移ろいに人の気持ちが追い付くことなんてこの先もなさそうだ。

 



写真は楽しい趣味だなぁ。欲を言えば、別の趣味を持ってそれを撮れたらますます楽しいんだろうけど、この1年振り返ってみても新しい趣味と言えるものは見つからなかった。今現在、写真の他に楽しいことはあるかと聞かれると、この生活くらいしか思い当たらない。