朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

ゴキゲン撮り

今夜も窓を開ければ金木犀のいい香りが入ってくる。一日の終わりにこの香りをかぐとそれだけで いい一日だったという気にさせてくれる。

 

最近立て続けに金木犀のことを日記に書いたけれど、金木犀の写真を撮ったの初めてかもしれない。やっぱり撮るなら夕方だろうと心に決め、日の色が少し濃くなるタイミングを待って庭に出た。

 

もっと葉が厚いのかと思っていたけど、太陽を背にもってくると意外と日に透ける。葉っぱが日に透けたときの色と陰が好きなので、草花を撮る時はだいたい同じような写真になっている。個人的にマンネリ感はなく、毎度毎度、好きな写真が撮れて気分がいい。自分の機嫌を取れる写真ってのも大切かもしれない。

たとえば、太陽を背にした草花のほかに、何の写真で機嫌が取れるだろうと考えてみる。他には窓の光に照らされる人・モノ。コップ。実家の牛。育てた野菜、家族、友人・・・結構あるな。

 

こういうしっとりした写真も相当ゴキゲンだ。もっと陰のある写りもいいな。暗めの写真は撮っても心はだいぶ明るめだ。自分の機嫌を取れるものを思い浮かべた時、最初は被写体+条件で考えたけど、被写体だけでも十分ご機嫌が取れる。というか、ふだん写真を撮っているだけで僕は結構ゴキゲンかも知れない。