朝焼け3.7

目の届く範囲の、日記みたいな写真を撮っています。

好き、が残る。


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今年は柿の実が少ないと嘆くのは柿好きの妻。言われて見れば確かに今年は実が少ない気がする。去年かなりの豊作だったから余計に少なく感じるのかもしれない。

 


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去年の写真を見るとその豊作っぷりがよく分かる。柿は手入れをしないと実りと不作を隔年周期で繰り返すって言うから、ちょうど不作の年に当たるんだろうなぁ。

妻いわく、隔年に当たる年でも豊作になった時もあったらしい。よく覚えているもんですよね、僕は妻ほど柿に入れ込んでないので写真でも見返さないと覚えていない。そして、柿にそこまで興味がないから毎年写真を撮っているわけじゃない。「人は好きなものを写真に残す」というのがよく分かる好例だ。


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僕は柑橘類が好きなので、ミカンは毎年撮っている。好きなのがバレてしまった。アイスやお菓子なども柑橘風味のものを与えておけばいい。

『柿の木は孫の代まで実をつける』って言うけどど、うちの木は孫の代で終わりになっちゃうのかなぁと妻が寂しそうに言った。

妻は勘違いしている。うちの柿の木にとっての『孫の代』とは僕の父のことを指す。現時点でヤシャゴの代まで実をつけていることになる。随分と頑張ってくれている。


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そして、僕自身も勘違いしてたみたいだ。毎年とまで言わないが、豊作の年には柿の写真を撮ってる。豊作の年は家族の誰かしらと一緒に柿を取るから、それで写真が残ってるだ。柿を撮るというより、家族の秋を撮っている。